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豊前地域職業訓練センターに新拠点    富士通コミュニケーションサービス    県新設の補助金活用


 富士通コミュニケーションサービス株式会社(横浜市西区、乙黒淳社長)は1月22日、豊前市にサテライトオフィスを新設する。県、豊前市と立地協定を交わした。
 新拠点は、コンタクトセンターやIT(情報通信技術)のアウトソーシング業務に対応するためのサテライトオフィス。県が公的遊休施設をオフィスとして活用する企業に対し、新たに創設した「オフィス整備促進補助金」を活用し、開設した。場所は同市八屋の豊前地域職業訓練センター内。フロア面積は約50平方m。投資額は約400万円で、4月の操業を予定している。雇用数は10人の予定。
 富士通コミュニケーションサービス株式会社は、1994年設立。資本金は4億5000万円で、2014年度の売上高は184億円。国内10カ所にコンタクトセンターやITのアウトソーシングサービスを行うサポートセンターを展開してきたが、地方創生や女性の活躍推進への貢献といった視点から、地方都市初のサテライトオフィスを同市に開設することになり、県の「オフィス整備促進補助金」を活用した。