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譲渡制限付株式報酬として自己株式処分 下関市のエストラスト


週刊経済2024年7月17日発行号

処分価額は1987万5993円

東証スタンダード、福証上場で、不動産分譲、管理を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市竹崎町、藤田尚久社長)は7月8日、譲渡制限付株式報酬として自己株式処分した。
株価変動のメリットとリスクを株主と共有し、株価上昇および企業価値向上への貢献意欲を従来以上に高める狙い。同社取締役4人(監査等委員である取締役および社外取締役を除く)に普通株式1万7969株、子会社の取締役2人に9522株を割り当てた。処分価額は1株723円、総額は1987万5993円。譲渡制限期間は同日から2057年7月7日まで。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。17年2月にTOB(株式公開買い付け)で西部瓦斯㈱の連結子会社となった。