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調査・コンサル業務好調で売上高を上方修正 ヤマウHD中間期見込み


週刊経済2023年10月17日発行号

80億円から82・5億円に

コンクリート製品製造、販売のヤマウグループの持ち株会社ヤマウホールディングス㈱(福岡市早良区東入部5丁目、有田徹也社長)は9月30日、5月に発表した2024年3月期の中間期の業績予想で、売上高を80億円から82億5千万円(前期実績は72億7100万円)に上方修正した。
「地質調査・コンサルタント業務及び土木工事事業」において、大口のJV土木工事が計画以上に進捗したことなどで、計画を上回る見通しになったことによるもの。また利益面もグループ全社で取り組んでいる製造原価と一般管理費の削減に加え、高騰する資材・原材料価格の販売価格への転嫁や、「橋梁、高架道路用伸縮装置の製造・販売・設置工事事業」で製品販売の特需などにより、営業利益は4億円から6億5千万円、経常利益は4億2千万円から6億7500万円、当期純利益は2億7千万円から4億円にそれぞれ上方修正した。
通期業績は前回発表通り、今期は売上高200億円(8・1%増)、経常利益が21億5千万円(2・1%増)の増収増益を見込んでいる。