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調剤薬局好調で売上高は517億4200万円 総合メディカル 薬価基準改定、販管費増で減収
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医業経営コンサルティングなどを手掛ける総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、田代五男社長)の2014年9月期中間連結決算は、売上高が前年同期比5・4%増の517億4200万円、経常利益が同5・9%減の16億5600万円と増収減益となった。純利益は同9・2%減の8億6200万円。
当期は調剤薬局を東日本地区に19店舗、西日本地区6店舗、九州7店舗の計32店舗を出店。店舗数は東日本225店、西日本133店、九州167店の計525店となった。薬局新規出店の影響で増収となったものの、今年4月から施行された薬価基準改定の影響や消費税負担の増加、前期に株式取得した調剤薬局子会社ののれん償却費および販管費の増加で減収となった。医師の開業支援は同58件増の177件となり、リース契約や新規出店などの複合取引は増加している。
地区別では、東日本が調剤薬局新規出店による売上増の影響で売上高は前年同期比10・6%増の187億800万円。西日本は同2・2%減の133億2000万円。九州地区では新規出店舗の影響のほか、リース契約・物販が堅調に推移。同5・8%増の186億2700万円となった。事業別では、医業支援が同10・3%減の126億2500万円、薬局部門が同11・7%増の383億8900万円、有料老人ホーム運営などのその他部門で同9・6%増の7億2700万円となっている。
同社では2015年3月期の連結決算で売上高1110億2700万円、経常利益51億1100万円、当期純利益29億2900万円を見込んでいる。