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評価ツールの新商品拡充  スポーツセンシング


新たに4商品

スポーツ計測用電子機器製造・販売の㈱スポーツセンシング(福岡市南区向野2丁目、澤田泰輔社長)は11月17日、アスリートのパフォーマンスを可視化し評価するツール「BPAT(ビーパット)」のラインナップを拡充し、新たに4商品を発表した。
BPATは、センサと専用ソフトウェアからなり、体のパフォーマンスを定量的に可視化し評価することを目的に今年2月にリリースされた。今回のラインナップ拡充では、従来のセンサを用いた運動時のバランス測定に加え、マット型スイッチや3Dカメラなど新たなデバイスを用いたさまざまな測定が可能になる4商品が追加された。運動時に体が床から受ける反力を計測し、力の使い具合やけがのリスク評価を行う「BPAT DFP」(税別164万円から)。選手の速度や敏しょう性、俊敏性を評価する「BPAT SAQ」(10万円未満)。運動時の心拍数の変化や運動量を評価する「BPAT HRV」(オープン価格)。全身のゆがみを評価する「BPAT POS」(価格未定)。
同社は「選手の状態を可視化しコーチやトレーナーの知見を上手く生かすことで、世界で戦えるアスリートを輩出したい」と話している。
同社は2015年9月設立。資本金9千万円。従業員数17人。

2020年12月15日発行