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訪問診療スケジュールに患者情報の共有機能追加 クロスログ
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週刊経済2023年8月22日発行号
歯科レセコンと共有
ソフトウェア開発のクロスログ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、宮原智新社長)は8月8日、自社開発の訪問診療専用スケジュール管理ソフト「クロスログ」に、患者の容体や診療内容を共有できる機能を追加した。
訪問歯科の顧客が増える中で、歯科レセコン(診療報酬請求書の点検、作成システム)との連携希望が増えたため。新たに連携したのは医療情報システム事業のサンシステム㈱(東京都千代田区、三井康行社長)が開発した歯科レセコン「Sunny-NORIS」。クロスログの診療スケジュールに各患者の容態変化や診療内容などの情報を紐づけ、双方のアプリから患者の情報を随時共有できるようにすることで診療スケジュール管理の簡素化、歯科医などの業務効率化を図る。利用料金は患者数に応じた変動制で月額税込1万1千円~5万5千円。宮原社長は「歯科領域における初めての連携実績。今後は歯科ユーザーも増やしていくため、積極的に連携を進めていく」と話している。
宮原社長は佐賀県鳥栖市出身。1986年12月8日生まれの36歳。熊本大学理学部理学科卒。趣味は家族旅行。
同社は2020年12月設立。資本金は3千万4952円。従業員数は7人(パート・アルバイト含む)。22年11月期売上高は3700万円。