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訪問診療スケジュールに患者情報の共有機能を追加 クロスログ


週刊経済2023年7月4日発行号

医療関係者の業務効率化図る

ソフトウェア開発のクロスログ㈱(福岡市博多区博多駅中央街、宮原智新社長)は6月21日、自社開発の訪問診療専用スケジュール管理ソフト「クロスログ」に、医師などが患者の容体や診療内容を共有できる機能を追加した。
新たに連携したのはエンソーシャル医療プラットフォーム事業のプレース㈱(東京都千代田区、藤井康嘉社長)が開発した医療介護連携SNS「メディカルケアステーション(MCS)」。クロスログの診療スケジュールに各患者の容態変化や診療内容などの情報を紐づけ、双方のアプリから患者の情報を随時共有できるようにすることで、介護士や看護師、医師などの業務効率化を図る。利用料金は患者数に応じた変動制で月額税込み1万1千円~5万5千円。宮原社長は「今後もMCSとの連携を強化し、より使いやすいサービスにしていきたい」と話している。
宮原社長は佐賀県鳥栖市出身。1986年12月8日生まれの36歳。熊本大学理学部理学科卒。趣味は家族旅行。
同社は2020年12月設立。資本金は3千万4952円。従業員数は7人(パート・アルバイト含む)。22年11月期売上高は3700万円。