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角川ドワンゴ学園「N高校」と業務提携 英進館


福岡キャンパス内で専門クラスを共同運営

総合学習塾の英進館㈱(福岡市中央区今泉1丁目、筒井俊英社長)は来年4月から総合メディア業のカドカワ㈱(東京都、川上量生社長)と業務提携し、同社が福岡市中央区に開校する学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下N校)福岡キャンパス内に難関大学受験対策に特化した「英進館クラス」を開講する。

今年4月に東京、大阪で開校したN高・通学コースは、生徒が自身の興味や希望に応じて自由に選択できるカリキュラムが特徴で、英語・中国語の外国語学習や大学受験対策、中学復習講座、プログラミング学習などが履修できる。来年4月に開校する福岡キャンパスでは他のキャンパスと同様、幅広く自由に選択履修するコースが「本科クラス」となる一方、難関大学受験対策に特化した「英進館クラス」を共同で運営する。

英進館クラスの定員は約30人(2018年度)。通学日数は週5日(月〜金)。授業料は年間75万6000円(単位制・通信課程の学費と初年度の入学金などの諸経費は別途)。午前中はN高・福岡キャンパスで本科クラスとほぼ同様のカリキュラムを履修し、午後は英進館・天神本館で英進館高等部の講師陣による対面集団授業を受講する。英進館では「N高・通学コースで充実した高校生活を送りながら、英進館クラスで日中から大学受験勉強に取り組める。長期戦となる大学受験に無理なく高いモチベーションを維持して学習を続けることができる」と話している。

2017年12月19日発行