NEWS

観光振興に関する連携協定締結 福岡市と東京のエクスペディアHD


来福観光客の拡大図る

福岡市とオンライン旅行予約サービスを展開するエクスペディアホールディングス㈱(東京都港区、マイケル・ダイクス社長)は7月3日、観光振興に関する連携協定を締結した。
2019年6月の「G20福岡 財務大臣・中央銀行総裁会議」、20年の「オリンピック・パラリンピック」、21年の「世界水泳選手権」など大規模MICEの連続開催を見据え、福岡市を訪れる観光客の拡大や観光産業の発展などを通じた地域活性化の実現を目指すもの。取組内容は、福岡市公式シティサイトとエクスペディアグループの宿泊予約サイトを連携し福岡市への滞在を促進、さらに観光資源の情報発信を推進していく。
またエクスペディアグループのビッグデータやノウハウをもとに福岡市ではインバウンド関連施策の立案、宿泊施設などの稼働率の向上や延泊促進に活用する。今後は、宿泊施設や観光関連施設、商店街など外国人観光客と密接な事業者を対象としたエクスペディアグループが保有するビックデータやノウハウを提供するセミナーの開催も計画中で、第一弾は9月上旬に開催予定。また観光ビジネス関連のスタートアップを検討する事業者向けに販路確保や運搬、販促ノウハウを提供するセミナーも実施していく。
エクスペディアHDは200以上のオンライサイトを展開するオンライン旅行会社・エクスペディアグループの日本法人。グループ全体と連携した情報発信や宿泊施設などの仕入れを担っている。

2018年7月24日発行