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観光向け荷物預かりサービスを福岡で開始 東京のecbo
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来年度までに700店舗と提携目指す
国内で観光客向け荷物預かりサービス「ecbo cloak」を展開するecbo株式会社(東京都渋谷区恵比寿南、工藤慎一社長)は6月末をめどに福岡でサービスを本格化させる。
同サービスはカフェやコワーキングスペース、ヘアサロンなど実店舗の空きスペースを活用し、観光客の荷物を預かることができるよう、観光客と実店舗をマッチングするもの。今年1月のサービス開始以来、東京、京都、大阪で展開してきたが、事業拡大を図る一環で福岡に進出する。リュックやハンドバッグなどの手荷物サイズは1日300円、スーツケースやベビーカー、バックパックなど大型サイズは同600円。手数料として店舗売り上げの数十パーセントが同社に支払われる。店舗側のサービス加盟料や掲載料は発生しない。6月1日時点で福岡は50店舗が登録し、来年度までに福岡で700店舗、全国で1万店舗を目指す。同社では「ただの荷物預かりサービスではなく、今後は街を訪れる人々をおもてなしできるような新たな体験を提供していきたい」と話している。
同社は2015年6月設立。資本金2000万円。従業員15人。工藤社長は1990年8月生まれの26歳。マカオ出身。日本大学経済学部卒。趣味はサッカー、フットサル。
2017年6月13日発行