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観光人材育成・キャリア形成の講座開設 福岡大学と日本旅行


学生視点での旅行商品開発へ

福岡大学(山口政俊学長)と㈱日本旅行(東京都中央区、堀坂明弘社長)は、昨年12月に締結した包括連携協定に伴い「福岡・関西 交流プロジェクト」の取り組みを本格化し、10月から観光人材育成・キャリア形成のための講座を開設した。
主な内容は①観光・地方創生などに関する観光人材・キャリア形成②福岡大学が有する「歴史」や「文化」などの知見を旅行に活かす③学生の視点に立った旅行商品の開発(関西観光のモデルコースなど)による交流の促進で、カリキュラムは全7回。実施期間は10月~12月、対象は1年次生~3年次生の15人(エントリーシートにより書類選考)。講師は日本旅行が有する地方創生やインバウンド、Web、商品造成など各分野の経験豊かな専門家が担当するほか、JR西日本が「鉄道による地域振興」に関する講義を提供。「学生ならではの視点で新たな関西の魅力を旅行商品として開発、発信し、福岡・関西の交流に活かしていきたい」としている。
福岡大学と日本旅行は既に、2018年4月から大学内に「日本旅行福岡大学旅行センター」を設置し、12月25日には学生の教育機会拡大や地域貢献、地方創生事業の推進等を目的に包括連携協定を締結した。

2019年10月16日発行