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親会社のTCMと合併し九州支社に  九州TCM    榎並社長は専務支社長


 産業車輌、建設機械の販売業の九州TCM株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭4丁目、榎並正憲社長)は10月1日付で、親会社のTCM株式会社(東京都港区、荒畑秀夫社長)と合併した。TCMが存続会社となり、「TCM販売九州支社」として引き続き九州エリアで事業展開する。
 内部統制やコンプライアンス強化、業務効率化に図るもので、TCM株式会社は、九州、東北、近畿、四国など10カ所の販売連結子会社を吸収合併して「TCM販売株式会社」を設立した。本社も大阪市西区京町に移した。これに伴い榎並正憲九州TCM株式会社社長はTCM販売株式会社専務九州支社長に就いた。榎並支社長は大阪府茨木市出身、1947年1月10日生まれの62歳、東京理科大学工学部卒、趣味はスポーツ、旅行。榎並支社長は「全国規模となったことで、優秀な人材の採用に期待している。垣根を越えて情報を共有化していきたい」と話している。
 九州TCM株式会社は1963年福岡運搬機株式会社をTCM東洋運搬機株式会社のサービスセンターとして設立、88年東洋運搬機販売株式会社福岡事業部の営業権を引き継ぎ、福岡TCM株式会社を設立、99年九州TCM株式会社に改称。資本金2億4000万円、従業員254人、事業所は九州地区に20カ所。売上高67億1100万円(09年3月期)。九州支社の役員は次の通り。
 ▼専務取締役・九州支社長(九州TCM株式会社社長) 榎並正憲▼理事・福岡営業部長(同取締役・福岡事業部長) 緒方一生▼理事・業務部長(同取締役・管理本部長) 中村正憲▼理事・南九州営業部長(同取締役・南九州事業部長) 宮崎武彦▼理事・熊本営業部長(同取締役・熊本事業部長) 末廣講一