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視覚障害者向けの買い物支援を開始  新生堂薬局


市内6店舗で

調剤薬局やドラッグストアを展開する㈱新生堂薬局(福岡市南区中尾3丁目、水田怜社長)は10月2日、一部店舗で視覚障害者向けの買い物サポートを開始した。
(一社)福岡市視覚障害者福祉協議会(同市中央区荒戸3丁目、明治博会長)と協議し、視覚障害者の利便性の向上を図ったもの。盲導犬の入店受け入れのほか、通路が狭く盲導犬との同伴が難しい場合は店舗スタッフが店内を案内する。また、購入予定の商品や薬などを事前の連絡で店頭に用意する体制も整えた。対象店舗は土井店、中尾店、南大橋店、向野店、室見店、室見駅店の市内6店舗。同社では「視覚障害者にとってソーシャルディスタンスの確保や商品が触れない状況での買い物は困難。そうした方々に寄り添い、安心して買い物ができる体制を整えたかった」と話している。
同社は1984年3月設立。資本金5千万円、従業員1340人。2019年9月期売上高は215億円。

2020年10月13日発行