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視覚障がい者向けのシステム改善を実施 ヌーラボ


画面情報読み上げソフトに対応

Webサービス開発・運用の㈱ヌーラボ(福岡市中央区大名1丁目、橋本正徳社長)は11月8日、開発・運営しているプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を視覚障がい者向けに改善したサービスの提供を開始した。
視覚障がい者向けに画面上の情報を読み上げるソフトウェア「スクリーンリーダー」への対応を強化したもの。スクリーンリーダーを用いて画面を操作した際にこれまで不足していた情報が読み上げられるよう改善。主要な画面・操作から段階的に改善を実施しており、今後も対応範囲を広げる。
「Backlog」はシステム開発などの現場の管理ツールとしてエンジニア向けに発売されたソフトウェア。現在は機能の拡充や操作性の改良を経て多様な職種でプロジェクト管理ツールとして利用されている。同社は「ユーザー数が100万人を超え、利用シーンも多岐に渡ることからより多くの人が使いやすいサービスとなるよう改善を実施した」と話している。

2018年12月18日発行