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見積りから請求までの一元管理サービスを提供開始 EDAHA


週刊経済2023年1月24日発行

月額5万円

DXシステムの開発などを手掛ける㈱EDAHA(エダハ、福岡市中央区渡辺通5丁目、黒瀬啓介社長)は1月1日、見積りから請求までの一元管理サービスを提供開始した。
サービス名は「EDAHAシステム」。請求書の電子データへの移行が進む一方で、手作業による確認作業との煩雑さなど業務課題に対応する。同システムは、パソコンや携帯からログインして使うことができるクラウドサービス。納品時、サービス完了時に互いの承認と同時に請求書が自動生成される「履行決済」の独自開発の仕組みを用いることで発行側と受け取る側の大幅な省力化を図る点などが特徴。
契約企業は月額5万円で利用でき、取引企業に無料登録してもらうことで相互の効率化を図る。見積り書の依頼から作成、双方確認と契約書締結、商品の受領・電子承認、請求書自動発行までをシステム上で取引先と共有することが可能。3月末まで無料利用期間で、4月以降はIT導入補助金の活用なども提案しながら販路拡大を図る。黒瀬社長は「契約書や請求書の各工程に特化したシステムはあるが、見積りから請求までをトータルで一元管理できる点はEDAHAシステムの強み。無料で業務改善分析や相談を受け付けている」と話している。
黒瀬社長は福岡市出身。1979年6月26日生まれの43歳。広島大学で環境工学の博士号を取得。廃棄物管理システムの開発、運用販売をする㈱グリーナー(北九州市若松区)を共同設立し、専務取締役を務めている。同社での社内業務効率化システムの開発による省力化の実績を生かし、EDAHAを起業した。
同社は2021年7月設立。資本金は100万円。