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西鉄福岡駅ステージ広場ビジョンをリニューアル 西日本鉄道


週刊経済2024年10月23日発行号

画面サイズが9倍に大型化

西日本鉄道㈱(以下西鉄、福岡市博多区博多駅前3丁目、林田浩一社長)は、同市中央区天神2丁目のソラリアステージビル1階「ステージ広場ビジョン」をリニューアルし、幅8メートル・高さ9メートルの巨大ビジョンを新設する。工事は10月17日から来年2月初旬までを予定。費用は1億1500万円。
これは来春のワンビル開業に先駆けて、同ビジョンをリニューアルすることで福岡・天神の認知度向上や賑わい創出・付加価値向上を図るもの。ビジョンの画面サイズは現行比9倍超となり、駅ビル内のビジョンとしては九州最大の規模。待ち合わせの時間も楽しめるコンテンツや仕掛けを施すなど、天神のランドマークに相応しいスポットに生まれ変わらせる。画面の大型化に合わせて、液晶からLEDに変更するため、輝度が飛躍的に向上し、さらに画素数が207万画素から471万画素へと2倍になることで視認性が向上し、時間帯を問わずクリアな画像の放映が可能となるという。また、平常時にはエリア情報を、災害発生時にはタイムリーな気象・交通情報など、従来以上に情報発信拠点としての機能を高める。
同ビジョンは、福岡(天神)駅の完成に合わせて、1997年10月から供用を開始。天神の中心部に位置する情報発信拠点としてや、天神における定番の待ち合わせスポットとして、駅ビル利用者や来街者に広く認知されており、〝大画面〟の愛称で親しまれている。