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西鉄久留米駅前に5階建てホステル 駅前不動産


ホテル事業参入

㈱駅前不動産(久留米市東櫛原町、嶋田聖社長)は11月1日、同市東町にホステルをオープンする。
同社所有のビルをホステルにリノベーションし、新事業としてホテル事業に参入するもの。場所は西鉄久留米駅西口の「セブンイレブン」そば。名称は「ホテル イルファーロ久留米」。敷地面積は508㎡。地下1階地上5階建てで、延べ床面積は2249㎡。客室は63室、ベッド数は74床。2階を女性専用、3~5階を男性専用フロアとした。客室のタイプは、ベッド1床で1人専用の洋室「スタンダードルーム」(16・5㎡)、2段ベッドの「古民家風プチ和室」(35㎡)、ベッド2床の洋室「エグゼクティブルーム」(30㎡)の3種類。料金は1泊4800円~8000円(税抜き)で、来年4月まではオープニングキャンペーンとして各タイプ半額に近い値段で宿泊可能。また、地下1階に鉄板焼き専門店「月のしずく」、1階にカフェ、バー「デュラン」を併設し、宿泊客も利用できる。
運営は、ホテル事業展開の新規法人として同社が設立した別会社「㈱アイランドスタイルホテル&リゾート」(同所、嶋田聖社長)が担う。同社では「福岡市への訪日外国人旅行者増加の影響で、久留米市にも宿泊施設のニーズが増している。加えて、出張の際に低価格で気軽に泊まれるホテルも少ないことから今回オープンに至った。ぜひ一度利用していただきたい」と話している。

2018年10月2日発行