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西鉄シティホテルを経営統合 西日本鉄道


運営は子会社の西鉄ホテルズ

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、倉富純男社長)は10月1日付で、完全子会社でシティホテル運営の㈱西鉄シティホテル(同区大名2丁目、金子新社長)を経営統合(吸収分割)した。
西日本鉄道は西鉄シティホテルの存続会社とする吸収合併方式で、経営や建物などの資産保有を担い、西鉄シティホテルは解散。ホテル運営は完全子会社の㈱西鉄ホテルズ(福岡市中央区今泉1丁目、金子新社長)に委託する。西鉄ホテルズは「西鉄イン」や「西鉄ホテル クルーム」などのビジネスホテルブランドを運営していたが、経営統合に伴い「西鉄グランドホテル」や「ソラリア西鉄ホテル福岡」、クルーズ船「マリエラ」などの西鉄シティホテルが運営してきた事業を一元化し、顧客サービス・ブランド力向上、運営の効率化を図る。経営統合後は、それぞれシティホテル事業本部、マリエラ事業本部、経営管理本部で事業を展開していく。西鉄グループは「互いのノウハウを生かし、今後より一層のサービス向上を目指す」と話している。来年1月、西鉄ホテルズの本社事務所機能を西鉄イン福岡(同区天神1丁目)内に移転する。

2018年10月23日発行