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西部地域交流センターにEV2台配備 東京のタイムズモビリティ


週刊経済2023年9月12日発行号

再来年3月31日まで

レンタカー事業などのタイムズモビリティ㈱(東京都品川区、川上紀文社長)は9月1日から福岡市西部地域交流センター(さいとぴあ・同市西区西都2丁目)にカーシェアリングサービス「タイムズカー」でEV2台を配備した。
福岡市の公募により選定され配備したもので、期間は2025年3月31日までの予定。市が掲げる「2040年度 温室効果ガス排出量実質ゼロ」に向けた取り組みの一環で、EVカーシェアリングを体験できる環境を整備し、EV普及促進とともに将来的な温室効果ガス排出量実質ゼロの実現を目指す。同社はこれまで自治体と連携し、カーシェアリングを活用した環境負荷低減に向けた施策や、EVを災害時に蓄電池として活用する連携協定、EV普及のための利用機会創出などに取り組んできた。今回、再生可能エネルギー100%の電力を使用したEVの運用は「タイムズカー」では初。車種は日産「リーフ」で、利用料金は15分税込み330円から。同社では「全国的な車両配備とエリア拡大を進めながら、EV普及にも積極的に取り組んでいく」と話している。
同社は1965年11月創業。資本金1億円、従業員数1105人(2023年4月時点)。レンタカーサービスの「タイムズカーレンタル」や会員制の車貸し出しサービス「タイムズカー」を展開。