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西通り沿いで福岡店の営業再開 丸善ジュンク堂書店
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蔵書数は天神最大級の約55万冊
㈱丸善ジュンク堂書店(東京都中央区日本橋2丁目、中川清貴社長)は8月7日、中央区大名1丁目、西通り沿いの商業ビル「天神西通りスクエア」1階から3階に「ジュンク堂書店福岡店」を開業した。
2001年から出店していた「天神MMTビル」の再開発に伴い、旧店舗は6月末で営業を終了、38日ぶりの再オープンとなった。再開発による新ビル完成後には再出店する方向で協議を進めており、一時的な移転となる見通し。店舗面積は約2380㎡。規模は旧店舗の約3分の1で、蔵書数は約140万冊から約55万冊に縮小したが、多くのジャンルを維持した。1階では、路面立地に合わせて新刊や話題書、雑誌など、2階では文庫や社会・ビジネス、コンピュータ関連書籍のほか雑貨を展開し、20代~30代女性をターゲットに化粧品も販売。3階は人文・医学などの専門書や参考書、児童書、コミックをそろえる。営業時間は午前10時〜午後8時まで。
細井実人店長は「移転先探しが難航し一度は閉店を決めていたが、閉店に関する報道を受けて地元関係先からオファーをいただき、急遽西通りへの移転が決まった。規模は縮小したが、天神地区では最大級の品ぞろえを維持している。旧店舗からご愛顧いただいているお客さまにオールジャンルでご満足いただけるよう努めるほか、路面立地を生かして新たなお客さまにも本を届け、楽しんでいただける場を提供したい」と話している。
2020年8月18日発行