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西洋古版日本地図の展示施設をオープン  ゼンリン


地図の歴史継承と文化の振興図る

住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)は6月6日、同市小倉北区室町1丁目に西洋古版日本地図の展示施設をオープンした。
施設名は「ゼンリンミュージアム」で、場所は複合商業施設「リバーウォーク北九州」の14階。1617年にポルトガル人のブランクス/モレイラが製作した世界で1点しか見つかっていない日本図など1500年代から昭和初期までの西洋古版日本地図など約80点を4部構成で展示している。フロア面積は1200㎡、展示面積は800㎡で、開館時間は午前10時〜午後5時、月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は1千円、保護者同伴の小学生以下は無料。
佐藤渉館長は「地図に興味のなかった人でも地図が歴史とつながっていることを知ってもらい、興味を持ってもらえれば」と話している。

2020年7月14日発行