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西日本鉄道が新規参入した保育園事業の運営を受託   テノ・コーポレーション   06年3月から3カ所オープン


 家事代行、ベビーシッター派遣を手掛ける株式会社テノ・コーポレーション(福岡市博多区中呉服町、池内比呂子社長)は10月、西日本鉄道株式会社が新規参入した保育園事業の運営を受託した。
 これは、西日本鉄道が06年3月から福岡市内3カ所で「にしてつ保育園(仮称)」をオープンするにあたり、同社が施設プランからスタッフ派遣など運営面の業務委託を受けたもの。
 施設場所は、同市中央区渡辺4丁目の薬院駅そば高架下、同区平尾2丁目の西鉄平尾ビル(仮称)2階、同市東区千早5丁目の西鉄千早駅そば高架下の3カ所で、敷地面積はそれぞれ約264平方m、約180平方m、200平方m。年中無休の予定で、営業時間は午前7時30分から午後8時までで、最大延長で午後10時30分まで。定員予定は薬院が48人、平尾と千早は36人。
 月極保育と一時保育の両方を予定しており、園の施設内には、保護者同士のコミュニケーションを図るサロンも設置する。現在、会員企業を募集しており、会員に登録するとその企業の従業員は園を利用できる。また個人会員も募集している。

 06年4月、那覇市に沖縄支社を開設

 また同社は06年4月、那覇市に沖縄支社を開設する。
 保育施設運営の委託を那覇バスから受けており、沖縄での事業拡大を目指したもの。那覇バス以外からも、企業内保育所の運営依頼を受けている。場所は那覇市内で検討している。
 池内社長は「保育施設運営の受注を伸ばしていき、保育園や幼稚園のスタッフ派遣も広げていきたい」と話している。
 同社は1999年7月設立、資本金は1,100万円、従業員は8人(契約スタッフ約1,000人)。
 池内社長は長崎県大村市出身。1959年4月2日生まれの46歳。趣味は散歩。