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西日本最大の民設コンベンション施設を来年4月開業 西日本鉄道


博多区東光2丁目に建設中

 西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、倉富純男社長)は3月31日、同市博多区東光2丁目に建設している西日本最大の民設コンベンション施設「博多国際展示場&カンファレンスセンター」を来年4月1日に開業すると発表した。
福岡市内ではコンベンション施設の供給力増強が課題となっており、その解消を目指し建設しているもの。ホールと会議室の合計面積は民間が設置する施設としては中部、近畿、中国、九州・沖縄地方で最大。博多駅と福岡空港に近く立地に優れており、市内有数の広さとなる約3000㎡のホール2室と40㎡から最大200㎡までの16の会議室を備え、大規模な展示会や学術会議、セミナーなど、大小、多種多様な催事に対応する。同社では開業1年前となる4月1日に同施設のホームページを開設し、予約受け付けを開始した。
場所は通称・空港通り沿い、「東光2丁目交差点」東側。もともと西鉄運輸㈱の拠点だった場所に建設。敷地面積は7083㎡、建物は4階建てで延べ床面積が約1万8000㎡。1階は駐車場、2階は会議室、3、4階はそれぞれホールと控え室になる。2室のホールはそれぞれ分割でき、主催者のニーズに柔軟に対応することが可能。
なお、施設運営は、同社は、日本全国で数多くのコンベンション施設の運営実績がある㈱コンベンションリンケージ(東京都千代田区、平位博昭社長)に委託。同社福岡支社(博多区博多駅南1丁目)に同施設開業準備室を開設しており、催事運営計画の作成から当日の進行まで一連のサービスを提供する。予約方法や料金などの詳細は同設の専用ホームページに掲載。

2020年4月7日発行