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西日本初の無人POSレジを導入 ザ・スーパーカンパニー 全11店舗で順次導入
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旧オサダ店舗を引き継ぎ、福岡、佐賀、長崎で総合小売業を展開するザ・スーパーカンパニー株式会社(福岡市中央区大名一丁目、加藤卓哉社長)は七月二十一日、西日本で初めて買い物客が自分自身で会計を清算する無人POSレジを導入した。
創業一周年記念事業の一環として導入したもので、省力化、利便性アップを図る。運用を始めたのはコーナン姪浜店内(同市西区小戸)の「食品館」で、レジ七台のうち三台に導入。買い物客が商品のバーコードをスキャナーに読ませ、代金を支払機に投入してお釣りをもらうシステム。防犯対策として監視カメラを設置するだけではなく、レジの前後にかごの重さを量るはかりを設置、重さが違えば警告ブザーとランプが点滅する仕組みになっている。
今後は既存店舗に順次導入していく計画で、近く伊万里店(佐賀県伊万里市)での運用を開始する予定。
同社では「レジ係が不要になるため、接客に力を入れることができる。顧客とのコミュニケーションやサービス向上につながれば」と話している。
同社は二〇〇四年七月設立。資本金は二千万円。売上高は六十億円(〇五年二月期・八カ月決算)。従業員は約三百二十人(パート社員含む)。福岡、佐賀、長崎で十一店舗を展開している。
2005.08.02発行の速報誌『週刊経済』より