西日本シティ銀行と企業のＤＸ支援で業務提携　ＤＸパートナーズ

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週刊経済2022年6月28日発行

同行顧客企業中心に活用

ＤＸ（デジタル変革）専門のコンサルティング会社、㈱ＤＸパートナーズ（福岡市中央区大名２丁目、村上和彰代表取締役）は４月４日、㈱西日本シティ銀行（同市博多区博多駅前３丁目、村上英之頭取）と地場企業のＤＸ支援に関する業務提携を締結した。
同社はコンピューターシステム・アーキテクチャ（基本設計）研究・開発の第一人者として知られる村上代表取締役（九州大学名誉教授）が２０２０年４月に設立し、独自に開発した科学的実践方法論「ＤＸの科学」に基づく支援サービス「ＤＸスタートアッププログラム」などを地場企業向けに展開している。今回の業務提携では、同行デジタル戦略部デジタルソリューションチームが提供するＤＸソリューションの１つとして、同社のＤＸスタートアッププログラムを同行の顧客企業を中心にそのＤＸ支援に活用していく。
西シ銀では２０２０年１０月にデジタルソリューションチームを発足し、顧客企業のデジタル化支援を本格化。そのＤＸソリューションでは、地域において幅広いネットワークを持つ同行と専門知識と経験を有するパートナー企業との連携で、ＤＸで新たなビジネス領域やビジネスモデルの創造を目指す企業に対して伴走型支援を展開する。
同社が開発したＤＸの科学は、従来の属社・属人的なＤＸ実践方法論に対して、その再現性・成功率を高めるために独自の仮説構築・検証を基盤にした科学的実践方法論。「デジタル技術とデータを前提に高速・高頻度・高成功率で顧客価値を創造すること」を中心に据えて、デジタル時代のビジネス成長ループの構築を目指す。また、それに基づくＤＸスタートアッププログラムは研修型＆実務型ワークショップ、伴走型支援など９つの人材育成・コンサルティングメニューで構成している。