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西新5丁目に障害者就労支援の事業所 カムラック
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週刊経済2023年6月13日発行号
A型・B型事業所が併設
IT業を通じて障害者就労支援を展開する㈱カムラック(福岡市博多区千代4丁目、賀村研社長)は6月1日、福岡市早良区西新5丁目に障害者就労支援の事業所を開所した。
事業所名は「カムラックラボ西新事業所」で、障害者と雇用契約を結び就労スキル取得の支援をする「就労継続支援A型事業所」と、雇用契約を結ばずに体調や障害に合わせた働き方を提供する「B型事業所」が併設する多機能型事業所。Web開発やプログラミングなどITを活用した業務や企業のバックオフィスのオペレーティング機能から軽作業まで幅広く手掛ける。これまで、同市博多区で就労継続支援A型事業所、就労移行支援事業所兼B型事業所、放課後等デイサービスを直営で展開しており、4事業所目として初めて早良区に開設したことでより幅広いエリアから利用者を募集する。場所は中西商店街内の「西ビル」2階。床面積はA型、B型合わせて約90㎡。スタッフは6人体制でスタートし、定員はそれぞれ10人。賀村社長は「B型事業所は、雇用型かつ一般企業への就労を目指すA型事業所へ行くことを目標とした事業所であり、グループで展開する段階的支援の重要な位置づけ。日本経済を支える人材としての活躍に挑戦していく人たちに伴奏したい」と話している。
同社は2013年10月設立。資本金700万円。