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西新宿に豚骨不使用ラーメン店オープン 一蘭


インバウンド、ムスリム客を取り込む

とんこつラーメン店を展開する㈱一蘭(福岡市博多区中洲5丁目、吉冨学社長)は2月、東京都新宿区西新宿7丁目に豚骨を使用しないラーメン店を出店する。同社初の業態。
全国的に外国人観光客が増加する中、同社ではアジア圏を中心とした旅行客の来店数が急増しており、豚肉を食べられないイスラム教徒(ムスリム)向けに専門店を出店することで、さらなる需要を取り込む。一号店の感触を得て、今後国内だけでなく、ムスリム圏への出店を計画している。店舗名は「一蘭 100%とんこつ不使用ラーメン」。場所は青梅街道、新宿大ガード西交差点の北川のテナントビル「小滝橋パシフィカビル」1階。スープは豚の代わりに鶏などを使用し、豚骨スープを再現。チャーシューも牛で代用し、麺は通常店と同じものを使う。
同社は1993年設立。資本金は4000万円。従業員数は234人。売上高は220億円(2017年12月期)。

2019年1月8日発行