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西新プラリバ跡地の住宅建設計画を発表  東京建物    住宅増築で40階建てに


 施設運営・不動産業の東京建物株式会社(東京都中央区八重洲1丁目、野村均社長)は3月21日、福岡市早良区西新4丁目の西新プラリバ跡地で進めている「西新プロジェクト」の住宅建設に関する計画を発表、新施設は4階建ての店舗の上に36階の住宅が建設され、地上40階建て、延べ床面積は約5万1000平方mとなる。
 店舗・共同住宅・駐車場合わせて敷地面積は約4200平方m。住宅は総住戸数約330戸で、減築手法で工事が進む商業施設の上に新たに増築される。また、商業施設では、駅周辺の歩行者ネットワークの整備やバスの待機スペースなどを整備し交通機関との連携強化を図るとともに、屋上に緑化広場を整備して地域の憩いの場を創出する方針を新たに発表した。そのほか、2箇所のエレベーターを新設する。
 18年1月に住宅の建設を開始、19年度に商業施設の一部を先行開業、21年に商業施設全体を開業、住宅の完成を予定している。
小田修敬九州支店次長は、「西新に新たなランドマークを形成し、地域性を発信できる拠点にしていきたい」と話している。
 同社は1896年10月設立。資本金は924億円。従業員は571人。