西区豊浜にスマホ決済専用駐車場　トラストパーク

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週刊経済2023年10月11日発行号

初開設

駐車場事業のトラストパーク㈱（福岡市博多区博多駅南５丁目、山川修社長）は９月１日、同市西区豊浜にスマートフォン決済専用駐車場をオープンした。
名称は「トラストパーク豊浜スマートＣＰ」。同社が運営する時間貸駐車場で完全キャッシュレスの開設は初めて。場所は愛宕大橋北西側。精算機やロック板などの駐車場機器はなく、場内に設置してあるＱＲコードを読み取り、オンライン上でクレジットカードや楽天ペイ、ペイペイ、ｄ払いといったキャッシュレス決済を利用する。対応ブランドは２４種類。㈱デンケン（大分県由布市、石井源太社長）のスマホ決済専用システムと連動しており、リアルタイムで利用状況の確認や稼働状況のデータ分析が可能。駐車台数は３台で、料金は１２時間まで最大３００円、２４時間まで最大５００円。営業時間は２４時間。同社では「キャッシュレス化の推進や近年の多様な決裁手段ニーズの高まりから、顧客の利便性向上を図る狙い」と話している。