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西区西の丘1丁目の高級宅地22区画を分譲   照栄建設   最多販売価格帯は3,400万円


 建設業の照栄建設株式会社(福岡市南区向新町2丁目、中村悦治社長)は、7月末から、同市西区西の丘1丁目の建築条件付高級宅地22区画を分譲開始した。
 同社は賃貸マンションなどの建設請負工事を主軸に、自社分譲マンション、戸建住宅などを展開しているが、今回のように大規模な宅地を開発するのは初めて。同地域は高級住宅地として整備されおり、その中でも1丁目地区は高台にあり、最もハイグレードなエリアとして整備された。分譲地名称は「ウエストヒルズ22」で、販売総面積は1万1,102.80平方メートル、総区画数は22区画で、宅地面積は同町内の既存宅地の倍以上にあたる500平方メートル以上が全区画に割り当てられれている。価格は2,958万円(3区画)から4,019万円、最多販売価格帯は3,400万円(6区画)。用途地域は第1種中高層住宅専用地域で、建ぺい率60%、容積率150%。建築条件付宅地として売り出すが、宅地のみの販売も相談に応じるという。なお、10月中旬には区画内にモデルルームをオープンし、建築条件付とした同社の戸建て住宅を紹介する。
 中村社長は「趣味を実現できる、ゆったりとしたワンランク上の住まいづくりを提案する。平均よりかなり大きな宅地だが、潜在需要はあると見ている」と話している。

 西鉄筑紫駅近くに9階建て48戸の分譲マンション

 また、同社は来年5月の完成をめどに、西鉄筑紫駅近くに9階建て48戸の自社分譲マンションを建設する。
 場所は筑紫野市筑紫駅西口土地区画整理事業地内で、同駅から天神方面沿線沿いに徒歩6分。敷地面積は1,890.89平方メートル、建築面積は705.34平方メートル、延べ床面積は4,447.66平方メートル。間取りは3LDK24戸、4LDK24戸で、占有面積は63.75平方メートルから99.84平方メートルとなっている。予定販売価格帯は1,480万円から2,770万円で、最多販売価格帯は1,600万円台。物件の特徴は交通アクセスが良く、再開発地域で周辺環境が整備されているほか、同社の創立35周年を記念して、キッチンを36色から自由選択可能、キッチン横に家事室、リビングルームに床暖房が標準装備されているという。
 同社は1972年6月設立、資本金は7,000万円、売上高は約100億円、従業員数は100人。
 中村社長は福岡市出身で、52年10月3日生まれの52歳。防衛大学卒。趣味は読書、ゴルフ。