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西区小戸2丁目に高級リゾートホテル メモリード
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グランドスイート30万円
冠婚葬祭業大手の㈱メモリード(長崎県長与町、吉田昌敬社長)は8月1日、福岡市西区小戸2丁目に高級リゾートホテルを開業した。
名称は「ガーデンテラス福岡 ホテル&リゾート」。場所は通称マリナ通り沿い、マリノアシティ福岡東側。建物は5階建てで、敷地面積は3200㎡。延べ床面積は1872㎡。客室は広さ40㎡の部屋が18室、最上階の広さ80㎡のグランドスイート1室の計19室。全室ジャグジー付きでテラスが設けられている。設計は世界的建築家として知られる、隈研吾氏の建築都市設計事務所にいた際に、同系列のホテル「ガーデンテラス長崎」の設計に携わり、独立後は同列系の「ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア」も手掛けた経験のある小川博央氏。外観は木材を多く使用しており、木の温もりを感じられる設計が特徴だという。また内観は各階ごとに水、緑、和、凪、空のテーマを設け、各フロア異なるデザインとなっている。1階には、屋外プールや宿泊者専用ラウンジ、糸島産の食材を使用した鉄板焼きや鮨を提供するレストランを設けている。宿泊費は通常価格帯は6万円~7万円。グランドスイートが30万円(税別)。対象は年配の方や30歳代~40歳代の会社経営者など。同社は「8月は、県内居住者向けキャンペーンを開催していることもあり、稼働率は6割弱。お盆期間は8割~9割は予約で埋まっている。まずは福岡や九州県内の方に楽しんでもらいたい」と話している。
2020年8月18日発行