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西区姪の浜に15階建の分譲マンション 東京のラ・アトレ


週刊経済2021年9月14日発行

市内3棟目

新築・再生不動産販売事業を手掛ける㈱ラ・アトレ(東京都港区、脇田栄一社長)は、福岡市西区姪の浜5丁目に分譲マンションを建設している。完成予定は23年5月末。    マンション名は「ラ・アトレレジデンス姪浜」。同社が福岡エリアで分譲マンションを手掛けるのは、2016年に完成した南区大橋の物件、今年3月に完成した西区室見1丁目の物件に次いで3棟目となる。場所は明治通り沿いの「姪浜6丁目」交差点そば。敷地面積は918㎡。建物は鉄筋コンクリート造の15階建てで延べ床面積3750㎡。総戸数44戸、間取りは3LDKと4LDKで構成。専有面積は65・24㎡~78・35㎡。販売開始は来年1月からを予定している。9月6日時点では、販売戸数や販売価格、最多価格帯、管理費などは未定。コロナ禍に対応するべく、テレワークスペースを共用部分に用意するほか、自動車や自転車のシェアリングサービスの導入をする。同社では「姪浜の中でも、当該物件が立地する校区は人口増加傾向にあることや、労働人口の割合が高いため、30代から40代の子育て世代をターゲットとしたい」と話している。  同社は1990年12月設立。資本金4億9000万円。東京都内を中心に中古マンションの再生・販売、商業系や住居系などの収益不動産の開発、ヘルスケア分野の不動産賃貸を主力に展開。昨年7月には持株会社体制に移行し、㈱LAホールディングスを新設している。本社のほか、札幌市、名古屋市、大阪市、福岡市に支店を置く。福岡支店は2014年6月開設。従業員6人。