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西区太郎丸にごみ処理施設 福岡市内開発申請状況
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週刊経済2022年7月20日発行
食品リサイクルの発電事業目的
ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(22年6月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比2件減の4件だった。
開発の内訳は住宅が3件、その他施設が1件。開発面積が最大だったのは、JFEエンジニアリングの関係会社、福岡バイオフードリサイクル㈱(福岡市博多区博多駅東、輿石浩社長)が福岡市西区太郎丸に建設するごみ処理施設で、開発面積は8777㎡。食品リサイクル・バイオガス発電事業を目的とした新会社で、新設するごみ処理施設(工場)では、1日最大100tの食品廃棄物を受け入れ、メタンガスを燃料に年間1万2千MWh(一般家庭の約2700世帯分)の発電量を見込む。営業開始は2024年春の予定。次に開発面積が大きかったのは、大阪府のハウスメーカー・㈱アイ工務店(大阪市中央区、松下龍二社長)が早良区有田に開発する戸建住宅で、開発面積は4867㎡、戸数は26戸。
件数は前月から減少したが、新設のごみ処理施設をはじめ、比較的開発規模が大きい申請が目立った。
表はこちらから。