西区北原に初の直営保育施設　ten

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週刊経済2021年5月18日発行

年内に南区井尻と糟屋郡志免町で開園

保育施設の運営受託や開園支援サービスの㈱ｔｅｎ（福岡市中央区大名２丁目、西村淳社長）は５月１日、同市西区北原１丁目に直営の企業主導型保育施設を開園した。
待機児童が多い同区の保育ニーズに応えるもの。名称は「のびのび保育園 九大学研都市園」で、同社初の直営保育施設となる。場所は「学研都市駅前」交差点北側の賃貸マンション「アリエス学研都市Ⅱ」２階。フロアの総面積は３９５㎡。うち保育室が１１９㎡となる。利用定員は０歳から５歳児の４８人。現段階の入園児は１人。開園時間は午前７時〜午後８時。年内に南区井尻や粕屋郡志免町への直営保育施設の開園を予定している。西村社長は「開園の初年度は定員にゆとりがあるため、是非当園を活用してほしい」と話している。
同社は２０１７年７月設立。資本金５００万円。従業員２１６人（パート含む）。決算期は６月。２０１４年から余剰施設の有効活用におけるコンサルティング業を手がけており、開業計画段階での補助金申請手続きサポートから資金調達、土地探し、保育士の人材募集、運営までの開業支援サービスを提供している。