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西区内浜2丁目に起業家シェアハウス  九州レップ 最大32人入居


 不動産の九州レップ株式会社(福岡市中央区渡辺通4丁目、白砂光規社長)は3月18日、同市西区内浜2丁目に起業家シェアハウスをオープンした。
 起業家を対象に入居者を募集するコンセプト型シェアハウス。名称は「ディスカバリー姪浜ウエスト」。場所は西区役所西入口交差点西側のローソン内浜2丁目店南側。元株式会社千鳥饅頭総本舗の女子寮を7000万円かけ改修したもので、敷地面積779平方m、4階建てで延べ床面積は657平方m。居室数は24室で1人部屋16室(一部屋当たり14平方m)、2人部屋8室(同)。1階には共用のリビング、キッチンに加え、最大30人収容できるセミナールームにはプロジェクターや撮影機材、照明、スクリーンなどが備え付けられている。このほか、複合機やシュレッダー、個人ロッカーが設置されたスモールオフィスもある。また入居者は英会話レッスンなど定期的な勉強会に参加できる特典付き。入居費用は、1人部屋の場合、家賃、コピー、清掃などのサービス料、水道、電気、インターネット料金を含め7万円。2人部屋の場合は、同等の面積で1人当たり5・5万円。同社がシェアハウスを手掛けるのは、不動産オーナーとして14年11月にオープンした英語漬けシェアハウス「ディスカバリー博多サウス」に次ぐ二棟目。白砂社長は「経営者同士が本音で話せる環境を提供し、ここから新たにビジネスが生まれることに期待したい。今後も中規模のシェアハウスをさまざまなテーマで展開していきたい」と話している。
 同社は2010年5月設立、資本金1000万円、従業員4人。