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西シ銀と終活に関する連携協定  社会福祉法人福岡市社会福祉協議会


包括的に支援

社会福祉法人福岡市社会福祉協議会(福岡市中央区荒戸3丁目、谷川浩道会長、以下社協)は7月1日、西日本シティ銀行(同市博多区博多駅前3丁目)と、終活に関する包括支援の連携協定を締結した。
死後事務委任事業や法人後見事業(認知症などで判断能力が低下した人の生活支援)、高齢者の住替え支援事業など、終活関連事業に取り組んできた福岡市社協と、遺言信託などの相続関連サービスをもつ西日本シティ銀行が連携体制を構築。それぞれの窓口で、相談者の内容に応じて互いのサービスを紹介することで包括的にサポートし、多様なニーズに対応していく。福岡市社協地域福祉部地域福祉課事業開発係の栗田将行さんは「全国的にみても、社協と金融機関が互いの本業を持ち寄り、窓口間の連携を行うことは類を見ない取り組み。全国的に高まっていく終活ニーズにおいて、社協ならではの新たな汎用モデルにできれば」と話している。

2020年7月14日発行