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製造業向け3Dソフトの管理サービスを開始 Gratias


週刊経済2023年12月12日発行号

管理、簡易編集など可能

ITコンサルティングなどのGratias合同会社(北九州市若松区東小石町、津村修平代表社員)は11月15日、3DCGや画像、動画、音声を管理、簡易編集、閲覧などできるソフトウェアのコンテンツ管理サービスを開始した。
同社が製造業向けに提供している、製品を3DCG化して閲覧できるサービス「Next CG Viewer」のユーザーから、追加コンテンツとしての要望を受けて制作したもの。主に製造業などの企業をターゲットに、カタログに掲載する家具など各種製品の3Dモデルなどを360度回転して見ることができるほか、色や大きさの変更も可能。また、サムネイルに音声や画像をアップロードする機能も搭載している。1カ月間のトライアル期間ののち1年ごとの契約で、使用料は基本金税別120万円とユーザー1人あたりのライセンス料で構成され、ライセンス料は1社1~5人で同10万円、6~10人で同7万円、11~20人で同5万円、21人以上で同3万円となっている。初年度の売上高目標は240万円で、次年度以降年間2千万円を目指す。津村社長は「カタログでの二次利用や販売促進のほか、製品の色味やサイズをARで確かめられるため、購入後に思っていたのと異なるというケースをなくしたい」と話している。
津村社長は北九州市出身。1983年6月21日生まれの40歳。北九州市立向洋中学校卒。趣味はパソコン。
同社は2018年3月設立。資本金100万円。従業員数6人。23年2月期売上高約8千万円。