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製造品出荷額は0・9%増の5772億円 19年福岡市工業統計調査
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事業所数は691事業所
2019年の福岡市内の製造品出荷額は、前年比0・9%増の5772億6500万円だった。
福岡市統計調査課がまとめたもので、19年6月1日現在の事業所数は同2・1%減の691事業所で減少傾向が続いている。従業員数は同2・6%減の1万8554人で減少傾向が続いている。付加価値額は同3・1%減の1299億8130万円だった。また、出荷額で最も割合が高いのは食料品製造業で、出荷額は2339億円で40・5%を占めている。次いで飲料・たばこ・飼料製造が899億円で15・6%、電子部品・デバイス・電子回路製造業が645億円で11・2%となっており、3業種で67・3%を占めている。従業員の規模別では「4~9人」が284事業所で41・1%と最も多く、「10~19人」が189事業所で27・4%、「20~29人」が94事業所で13・6%。29人以下の小規模事業所が全体の82・1%を占めている。従業員300人以上の大規模事業所は6事業所だった。政区別では博多区が237事業所で34・3%、東区が174事業所で25・2%、南区が93事業所で13・5%、中央区が69事業所で10%となっている。
工業統計調査は経済産業省が従業員4人以上の事業所を対象とし、事業所数、従業員数は19年6月1日現在で、製造品出荷額と付加価値額については19年1月から12月までの1年間の実績について調査。このうち市内分を同課がまとめた。
2020年11月10日発行