補正予算案、宣言延長受け２９３億円追加　福岡県

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週刊経済2021年9月22日発行

協力飲食店への協力金など

福岡県は９月１０日、緊急事態宣言の延長を受け、９月議会に提出予定だった補正予算案に、さらに約２９３億円を追加。一般会計の総額は約１０７７億円となった。

県はコロナ対策等で約７８３億円の補正予算案を編成していたが、９月中旬が期限となる予定だった緊急事態制限が延長されたことを受け、議会期間中に追加の予算を計上した。増額したのは休業・時短要請等に応じた飲食店への１日１０万円を上限（大企業等は上限２０万円）「福岡県感染拡大協力金」で、飲食店等に約２８１億円、大規模施設等に約７億円の予算を追加した。予算案は追加を発表した当日、９月１０日に開会した定例議会に即日提出された。