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衣料品や飲食料品の不調で13カ月ぶりのマイナス 九州スーパー販売額


全体では0・8%減

九州経済産業局が6月6日に発表した2018年4月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(408店舗)で前年同月比0・8%減の797億円、13カ月ぶりの減少となった。
その他の商品に動きがみられたものの、衣料品や飲食料品の動きが鈍かったことがマイナスの要因。商品項目別としては、「衣料品」では新入学シーズンのスーツがスーツ専門店との競合が影響して動きが鈍かったことから、5カ月連続で前年を下回る同3・8%減の117億円。「飲食料品」は近年の魚離れに加え、鮮魚の値下がりで動きが鈍かったことや野菜の値下がりの影響から1・0%減の475億円。「その他」ではインバウンド効果で化粧品・医薬品の動きが好調であったことや、大型店だけでなく小規模店での購入増加や購入商品の幅も広がりを見せていることから前年を上回る1・5%増の205億円だった。

表はこちらから。

2018年6月19日発行