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衛星利用した車両動態管理システムを開発 ロジネットシステムズ


週刊経済2022年4月26日発行

災害時にも対応

GPS車両動態管理システムの開発・販売、通信事業などを手掛ける㈱ロジネットシステムズ(福岡市東区土井2丁目、於保秀彦社長)は、衛星を利用した車両動態管理システムを開発し、4月1日から販売開始した。
2013年から展開しているGPS車両動態管理システム「SWIFT GPS」は、携帯電話回線を利用することで低価格で提供している反面、災害時や通信圏外に入ると使用できなくなる可能性があるが、今回衛星を利用した「衛星通信スイフトGPS」は安定的に使用できる点が特徴という。「令和4年度国土交通省の災害対策車両に導入予定」(於保社長)としており、今後需要があれば一般向けにも拡販していく。
同社は2005年9月設立。「スイフトGPS」は、移動の速度・方向や停車状態をマップ上に画像で分かりやすく示す機能や直近・範囲指定の移動履歴表示といった基本機能に加え、トラックの庫内温度管理やドアの開閉管理、アルコール検知器連動機能などをオプションで提供している。