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行橋市に約30億円かけて新工場増設 岡野バルブ製造 門司・行橋の生産機能集約へ
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プラント用バルブ生産の岡野バルブ製造 (北九州市門司区中町、岡野正紀社長)は、約30億円をかけて、行橋市の自社所有地にバルブ製造の新工場を増設することを決めた。完成は来年8月の予定。
現在の門司工場、行橋工場の2拠点に分散している生産機能を行橋の拠点に集約し、バルブ製造の一貫生産体制を構築することで、生産効率・能力の改善を図る。場所は行橋市西泉、同社鋳鋼工場の隣地に当たり、新工場棟の広さは2階建て、延べ床面積は約6300平方m。最新鋭の機械設備を導入し、バルブ生産能力を現在から約3割増強させるという。
同社は今回の事業について「今年11月に迎える創業100周年の目玉事業という位置付け。門司本社に『知』の部分を、行橋工場に『技』を集約させることが狙い」と話している。