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血圧管理アプリを提供開始 アイ・ピー・エム


内科医監修のもと

医療機関向けシステム開発・コンサルティングなどの㈱アイ・ピー・エム
(福岡市南区大橋2丁目、田中幸三社長)は5月1日、血圧データ管理アプリ「マイ・ホーム血圧」の提供を開始した。
従来の血圧手帳に代わるもので、血圧測定結果を毎日朝と夜に各2回入力しグラフ化することで、体の状態を把握できるもの。内科医師が監修しており、血圧の入力と測定方法の説明、データの集計、入力結果に基づく血圧分布図が表示される。血圧分布図は朝と夜の収縮期、拡張期の4パターンで表示できることと、平均値ではなく標準偏差を用いたことで正確性を高めている。さらに、今年の4月に改訂されたばかりの高血圧治療ガイドラインに対応していることも特長。その他にも履歴情報に表示制限がなく、全入力履歴を遡ることができ、直近1週間や1カ月ごとの集計も表示することができる。利用は無料で、アンドロイド版でのみ提供している。
同社では「血圧はさまざまな病気の原因になるため、生活習慣を見直すきっかけにし、健康な体づくりに役立てて欲しい」と話している。

2019年5月21日発行