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薬院2丁目にバルをオープン 福岡市の山口幸平さん


週刊経済2023年12月26日発行号

「薬院ハシゴ横丁」内に

福岡市の山口幸平さんは12月8日、同市中央区薬院2丁目にバルをオープンした。
店名は「欧風バルよか」で、山口さんがオーナーを務める店舗としては3店舗目。場所は大正通り沿い、「泰光ビル」1階の「薬院ハシゴ横丁」内。店舗面積は約30㎡。カウンター7席と立ち飲みの2卓を設置。洋食ベースの料理やおでんのほか、ワインやビールなどのアルコール類を提供する。主力メニューはスペイン産塩漬け生ハムの原木(スライスされる前の骨付き)から切りたてを提供する「ハモンセラーノ」やピザなど。スタッフは1人。平均客単価は2~3千円を見込む。営業時間は午後6時~午前1時まで、定休日は月曜。
「薬院ハシゴ横丁」は現在天ぷらや中華、ジェラートなどの飲食店7店がそろったフードコート型の居酒屋。ドリンクを注文した店舗内で、横丁内の他店の料理をデリバリーで頼み、食べることもできる。山口さんは「店名には余暇を楽しんでほしいとの思いを込めた。さまざまなジャンルの料理を味わえる薬院ハシゴ横丁を満喫してほしい」と話している。
山口さんは熊本県出身、1976年12月31日生まれの46歳。崇城大学中退。趣味はワイン。ワインソムリエの資格を生かし、ワインとフレンチ・イタリアンベースの料理を提供する「ワインバル バリル」(同市南区高宮2丁目)を運営。今年5月には日本酒と和食のおつまみをそろえた「角打ち 宵」(同市中央区大名1丁目)をオープンした。