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薬王寺温泉施設館改修工事プロポーザル公募  古賀市


快生館をインキュベーション施設に

古賀市(田辺一城市長)は9月25日、同市薬王寺にある温泉旅館「薬王寺温泉・快生館」を対象とした設計・施工一体型のインキュベーション促進改修工事プロポーザル(事業提案)公募を始めた。
同市における人口減少の防止や働き方に対する考え方の変容などに対応するため、インキュベーション(新たなビジネスの創造や新規創業などの支援)を促進することで、大都市などからの移住・定住の促進や持続可能な都市形成を図るのが狙い。場所は薬王寺水辺公園から約300m東側、薬王寺温泉エリア内。「快生館」は現在休館しており、同市が所有者オーナーから全館借り受け、施設内をシェアオフィスやサテライトオフィスなどに改装。新たなインキュベーション施設として活用することになった。
快生館の建築面積は242㎡(増築部分を含む)、延べ床面積1508㎡(同)の鉄筋コンクリート造3階建て。プロポーザル業務内容は同館の総合管理および設計、施工管理、施工。業務期間は契約締結日から来年3月19日まで。提案上限額は5千万円(消費税および地方消費税を含む)となる。応募申込受付期間は10月9日まで。提案書受付期間は10月9日〜同23日まで。10月下旬までに一次審査結果を通知(予定)し、11月の二次審査(プレゼンテーション・質疑応答)を経て同月下旬までに受託候補者選定結果通知、契約締結する方針。詳細は総務部経営戦略課まで。

2020年10月6日発行