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薬局製剤の制汗剤を発売 信青薬品


週刊経済2022年11月8日発行

90㎖入り1980円

薬局経営の㈱信青薬品(宮若市鶴田、水谷信敬社長)は11月1日、運営するいそみつ薬局(同所)で処方箋なしで使用できる多汗症の人向けの制汗剤を発売した。
薬剤師が直接製造・販売できる医薬品「薬局製造販売医薬品(薬局製剤)」である塩化アンモニウム・塩化ベンザルコニウム液。皮膚の殺菌や消毒をするもので、多汗症の人に適している。また、一般的に同液を取り扱う薬局では液状のまま利用するタイプで販売することが多いが、同社ではより使用感を高めるためにスプレータイプで提供する。価格は約3カ月分の90㎖入り1980円(税込)。いそみつ薬局で販売し、来年2月からは通信販売も開始予定。同社は「脇汗や手汗に悩む患者からの相談が多かった。処方箋なしで気軽に使える制汗剤として提供していく」と話している。
同社は2015年10月設立。従業員1人。いそみつ薬局を1店舗経営している。水谷社長は福岡市出身。1975生1月26日まれの47歳。福岡大学薬学部卒。趣味はゴルフ。