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薬局を熱中症予防の休息所に活用 総合メディカル


週刊経済2023年7月25日発行号

全国737店舗で

調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル㈱(福岡市中央区大名2丁目、坂本賢治社長)は7月1日~9月30日まで、全国の同社運営薬局737店舗を熱中症予防の一時的な休息所として提供している。
一般社団法人日本保険薬局協会が実施する「体調不良(熱中症)と思ったら薬局へ」の啓発活動に参加するもの。店舗内を28℃以下に保ち、一時的な休息所として地域住民に提供するほか、ミネラルウォ―ターなどの飲料水、塩飴など塩分が含まれるものを準備し、来局者に対応できるスタッフを配置している。
同社では「薬局では普段から熱中症の兆候が疑われる患者さんや、脱水に気を付けるべき方には体調や合併症・服用薬を確認して水分摂取を促すなどの対応をしている。厳しい暑さの中、地域住民に対しても啓発活動を強化していく」と話している。