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薬局で地域住民向けに認知機能簡易テスト 総合メディカル 連携医療先と情報を共有
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調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)は10月15日から、薬局で地域住民向けに認知機能簡易テストの実施を開始した。
認知症の前段階である軽度認知障害を早期発見するため、タブレット端末で認知症総合支援機構株式会社が提供するシステム「D‐ 」を使って、地域住民に簡易的なテストを実施するもの。テスト後に薬剤師がフィードバックと認知症予防についてアドバイスするとともに、テスト結果を連携している医療機関と共有することで、今後の支援につなげていく。まずはトライアルケースとして「そうごう薬局 町田薬師台店」(東京都町田市)で開催し、今後は他店舗での実施も検討する。同社では薬局勤務のスタッフ約2200人が、認知症に関する正しい知識と理解を持って認知症の人や家族を見守り支援する「認知症サポーター」の資格を持っている。
同社では「健康サポート薬局の取り組みの一環として、今後さらに増加する認知症への対応を強化する」と話している。