薬剤師の専門性向上プログラムを開講　総合メディカル

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週刊経済2021年10月5日発行

在宅専任や外来がん治療専門

調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル㈱（福岡市中央区天神２丁目、坂本賢治社長）は８月２５日、薬剤師の専門性向上に向けたプログラムの開講を発表した。
開講したのは在宅医療を通じた医療・介護連携を専門に、社会貢献および地域の信頼に応える薬剤師の育成を目的とした「在宅専任薬剤師育成プログラム」と、がん診療連携拠点病院などと密に連携しながら専門的な薬学管理に対応できる薬剤師を育成する「外来がん治療専門薬剤師育成プログラム」（遠隔にも対応）。「在宅専任薬剤師育成プログラム」では、基本知識の習得や無菌調製の手技演習、各職種の講演、受講者同士でのディスカッションなどでの双方向コミュニケーションなどを実施する。「外来がん治療専門薬剤師育成プログラム」では、外来がん治療専門薬剤師が所属する「そうごう薬局 天神中央店」でのＯＪＴや関連学会の参加、病院連携研修の受講などで効率的な資格取得を目指すほか、遠隔プログラムではオンラインミーティング形式の活用により、薬局異動することなく外来がん治療に関する専門性習得も進めていく。
同社では「２０２０年から各種薬剤師向けの研修をオンライン型に切り替えており、集合型で実施すべき研修とオンライン型をブレンドしながら、グループ会社間のシナジーを生かした効率的な『人財』育成に取り組んでいく」と話している。