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茶葉を使った新ブランド立ち上げ  一柳


第一弾ロールケーキは2千本

洋菓子店「パティスリーいちりゅう」を運営する㈲一柳(福岡市中央区清川2丁目、納富誠一社長)は茶葉を使った新ブランド「旨味茶」を立ち上げ、8月1日に第一弾の新商品を発売した。
日本に39人しかいない「日本茶鑑定士」の木屋康彦氏が洋菓子の特性と茶葉の味わいを生かして八女市星野村のお茶をブレンド。第一弾商品として「旨味茶ロールケーキ」(税抜2500円)を限定2千本発売する。木屋氏のブレンドにより、 既存流通のお茶では不可能だった量が使用可能になり、 お茶の濃厚さが引き立っているのが特徴という。同社では「旨味茶は口に含んだ時に感じる味と食した後に心地よく感じるお茶の余韻を表現することを重要視した。第二弾、第三弾と商品を展開していきたい」と話している。
同社は1957年7月設立。資本金1千万円。福岡市を拠点に九州で洋菓子店を13店舗展開している。

2020年8月4日発行